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2009/06/07

パイプスモーキング

パイプとの出会いは学生時代遠洋航海で訪れたシンガポールの屋台で中古のパイプを購入して以来だから40年の付き合いになります。船乗り時代に寄港した国々で買い求めたパイプも今や70本以上にのぼり私の書斎にその時々の思い出と一緒に鎮座しています。裏街道を歩む方々?が兄弟分の盃を交じわすように私も親しい友人に盃代わりにパイプを差し上げてきました。残念なことに皆さん長続きしないようで一緒にパイプを燻らしてくれる人は未だ現れません。
一口にパイプと言っても種類は多岐にわたります。終戦時マッカーサー元帥が厚木基地に降り立つときに加えていたのがコーンパイプ(トウモロコシの根)シャーロックホームズが愛用したパイプ(陶器製)、その他地中海の海底にしかない海泡石(メシャム)、薔薇の根、オリーブの木、ヒース(ツツジ科)、NASSが開発したチタン製のパイプ等々。値段も一本が数十万もするものから千円程度のものまで様々です。パイプタバコも国々で特徴があります。北欧系は香料を多く使っているとかイギリスは湿り気が多くアメリカは乾燥している等です。凝り性の私は自分でブレンドしたオリジナルタバコしか吸いません。3種類のタバコにブランデー、レモン水、砂糖を混ぜ約一ヶ月かけて寝かせて作ります。試行錯誤の末現在キャプテン1号、2号、3号が生き残っていますが中でも満足のいくのはキャプテン2号です。何でも「二号」が美味いですよね?
パイプタバコは普通のタバコに比べ発ガン率が三分の一以下ですので喫煙者の方々この際「パイプ党」になりませんか? 何時でも応援します!