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2009/06/19

熱帯魚

大学2年生時、練習船で訪れた奄美大島での潜水実習で見た色鮮やかな熱帯魚のせいか、小生の趣味の一つに熱帯魚の飼育がある。結婚して直ぐに始めたのでかれこれ37年間続く道楽?である。船乗り時代は一年間家を留守にするので帰国した時は間違いなく可愛い魚たちの姿はなかった。余程小まめに育てないと熱帯魚飼育は難しい。最近では濾過設備も水質管理剤も格段に進歩したので淡水魚・海水魚を問わず飼育は易しくなった。大型魚の「アロワナ」「ロングノーズガーパイク」などは成長が早く60~70センチ近くまで成長するのにさほど時間がかからない。餌金(餌用の金魚)5~6匹を一度にパクリと食べてしまうほど食欲旺盛な魚である。子供を産むと自分のからだからミルクを出して子育てをするディスカス、泳ぎ疲れる?と横になって眠るクラウンローチ、縄張り争いに命をかけるエンゼルフィッシュ、多種多様な魚たちを鑑賞するのは実に楽しいものである。魚たちのカラフルな色に負けず劣らず鮮やかな緑の水草が揺らぐ姿も心を和ませてくれる。部屋を暗くし水槽の明かりだけで眺める世界は誰もがイイ気分になること請け合いである。